Let's have fun.

レザーグリップへの交換について

今回は元グリップ(リプレイスメントグリップ)についてのお話です。

オーバーグリップテープ(元からあるグリップテープの上に巻く薄いグリップテープ)を交換されたことがある方は多いかもしれませんが、
実は元グリップも交換することが出来るんです!

元グリップをレザーグリップに交換することについて説明していきたいと思います。

元グリップ(リプレイスメントグリップ)とは

リプレイスメントグリップとは、
ラケット購入時ラケット本体についている握る部分のことです。

「元々ついているグリップである」ことから、
「元(もと)グリップ」なんて呼ばれたりもします。

現代のラケットの元グリップにはシンセティックと呼ばれる
人工素材を利用されていることがほとんどです。(ポリウレタン素材が多い)

一般的には、この元グリップの上に摩耗防止やグリップ力向上のため
オーバーグリップテープと呼ばれる薄いテープを巻いて使用することが多いです。


元グリップの素材の違い(人工素材⇔天然皮革)

元々ラケット購入時にはシンセティック(人工素材)のグリップがついていると説明しましたが
それとは別に天然皮革のレザーグリップというものがあります。
レザーグリップは名前のとおり革で作られたグリップテープです。

おおよそ
 ・シンセティックグリップ(人工素材)≒ポリウレタン製
 ・レザーグリップ(天然皮革)≒牛革製
と思ってもらえば間違いありません。

標準でシンセティックグリップが使用されているのは、やはりコストの面が大きいと思います。
元グリップテープ自体の価格帯は、シンセティックが800~1,500円、レザーで2,000円~3,000円程度がネットの相場です。

ただ
値段が高いもの=いいもの
というわけではなく、それぞれメリット・デメリットがありますし
最終的には好みの問題です。

メリット・デメリットは後述します。


元グリップの交換

この元グリップですがオーバーグリップ同様交換することが出来ます。

・単純に消耗してきた場合
・グリップの太さを変えたい(元グリップの種類やメーカーによって太さが異なります)
・グリップの握った感触を変えたい(硬くしたい・柔らかくしたい)

などという場合に交換をします。

ただ、元グリップの巻替えはオーバーグリップの巻き替えと比較してやや手間とコストがかかります。

上の画像のような元グリップを購入し、
ラケットにもとからついている元グリップを外し新しいものに巻き替えます。

※詳細割愛{ガット張りご依頼時にグリップテープの交換も承ります【宣伝】}
{レザーグリップ・オーバーグリップの在庫もありますので興味ありましたらお声掛けください【宣伝】}


レザーグリップへの交換について

それでは本題に入ります。

まず、シンセティックとレザーではそれぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
シンセティック(人工素材)素材が柔らかいので…
 ・マメができにくく握力がなくても滑りにくい
 ・打球時に芯を外しても振動が手に伝わりづらい
素材が柔らかいので…
 ・グリップが角が出づらく面の角度がわかりづらい
 ・グイップが潰れたり変形しやすく経年劣化しやすい

レザー(天然皮革)素材が薄く硬めなので…
 ・打球の振動・衝撃が手に伝わり打球情報を感じやすい
 ・グリップの角がわかり面の向きが把握しやすい
 ・パワーロスしにくくボールに力を伝えやすい
 ・表面の耐久性があり破れたり、潰れたりしづらい
・重量が重めなため総重量が増える&手元バランスになる
 ※メリットにもデメリットにもなり得る
素材が薄く硬めなので…
 ・マメができやすい
 ・打球時に芯を外すと手に伝わる振動が大きく故障の原因になりやすい
 ・グリップが手から抜けやすい
・重量が重めなため総重量が増える&手元バランスになる
 ※メリットにもデメリットにもなり得る

いかがでしょうか。

【メリット】
レザーの大きな効果しては打球時にダイレクトな感触を得られることだと思います。
また、面の向きが分かり易いことでコントロールの向上にも効果が期待できます。

【デメリット】
一方で「芯を外した時に振動が大きい」や「手にマメができやすい」というような
手に衝撃が伝わりすぎることによるデメリットも少なからずあります。


また、元々付属しているシンセティックと比較しレザーの方が重量が大きい傾向にあります。
大体、総重量で5~10gの増加、それに伴いラケットのバランスも5~10mm程度手元バランスとなります。

「たかが10g」と思われるかもしれませんが、バランスが10mmも変わると全く別のラケットと言ってもいいほど
打球感やスイングの感覚が変わってしまうこともあります。
レザーグリップへ変更される場合はそのあたりのバランスも見ながら慎重に変更されることをお勧めします。

繰り返しになりますが、どちらが優れているということではなく最終的には好みの問題です。
プロ選手でもレザー・シンセティックのどちらも使用されていることからこのことがうかがえます。

終わりに
レザーグリップと一口に言ってもメーカーや商品によって、硬さや厚さ、価格等幅があります。
管理人のメモ代わりに、各社のレザーグリップの情報を以下にまとめておきます。
※2021年12月現在

ブランド
商品名
厚さ硬さ定価備考
BABOLAT
ナチュラルグリップ
チョイ薄め(1.45mm)硬め1,800定番
WILSON
プレミアムレザーグリップ
厚め(1.6mm)柔らかめ普通(25mm)2,000オーバグリップに色移りあり
柔らかく伸びやすい
HEAD
レザーツアー
チョイ厚め(1.5mm+)チョイ硬め普通(25mm)2,500
YONEX
プレミアムグリップ アルティマムレザー
薄め(1.4mm)柔らかめ広め(27mm)1,800
TECNIFIBRE
レザーグリップ
チョイ薄め(1.5mm-)柔らかめ普通(25mm)2,000オーバグリップに色移りあり
KPI
ナチュラルレザーグリップ
普通(1.5mm)硬め普通(25mm)2,000最安レザーグリップ(実売千円)
硬く伸びづらい
PKウエスト
プレミアムナチュラルレザーグリップ
普通(1.5mm)柔らかめ普通(25mm)2,300刻印無し
しっとり系
FAIRWAY
グリップレザー
普通(1.5mm)普通細め(23mm)3,800レザーグリップ最高峰
重め
KIMONY
テクニレザー
薄め(0.8mm)硬め普通(25mm)1,400グリップサイズダウン用
2021/12/23