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ガット張り替え記録②(BLADE98v7.0×ハイパーG125)

今回もいつものテニス仲間よりガット張り替えをご依頼いただきました。
いつもありがとうございます!掲載の許可を頂きましたので張り替えについてお伝えしたいと思います。
今回張り替えたラケットおよびガットは以下のとおりです。

ラケット:BLADE 98(16×19) V7.0 【Wilson】
ガット:ハイパーG 1.25mm 【Solinco】

ラケット
ウィルソン契約プロ使用率No.1と名高い2019年発売のブレード98のストリングパターン16×19モデルです。
98平方インチ・ラケット厚21mmと薄ラケながらも、独自のテクノロジーによる「しなり」と「ねじれ」によって大きなパワーを生み出しスピンのかかった力強いストロークで攻められる人気のモデルです。
フレームの緑色が印象的ですね。

ガット
ソリンコ社のハイパーG1.25mmです(ポリガットの中では標準的な太さです)。ソリンコというメーカーをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ数年で台頭してきた台頭してきたアメリカのメーカーでその性能の高さから一部のコアなファンを中心にじわじわと人気を広げてきています。
ハイパーGは五角形断面のポリエステルガットで、ポリの中では衝撃吸収性に優れており、また何と言ってもそのスピン性能とテンション維持性能はトップレベルでいてかつお値段も良心的なコスパ最高ガットです。(管理人の独断と偏見)
こちらも鮮やかな黄緑が目を惹きますね。

張り上げ
今回は指定のテンション(張力)が50ポンドで、張り方は特に指定がなかったためブレードのストリングパターンを考慮し、いわゆる『バボラ張り』で張り上げていきます。
(バボラ張りは一本張りで、ロングサイドのメインを張り終えた側の一番上or下から張り上げます...マニアックな話なので省略😂)

張り上がり
緑系のラケットに緑系のガットでカラーリングがマッチしていますね。
今回は50ポンド指定で張りましたが、テンション測定アプリで確認した結果48.1ポンドでの張り上がりです。
これもマニアックな余談ですが、同じ張力で張ってもラケットのフェイスサイズが小さいほど・ストリングパターンが密なほど張り上がりの面圧は高くなります。他にもガットの種類・太さ、張り方、張りの技術などテンションが変動する要因は多く、スポーツショップなどで張り替えをお願いした場合も指定通りのテンションが出ていないことは結構多いです。

張りたてのガットで気持ちよく打ってもらえたら嬉しいですね。
ご意見のフィードバックお待ちしております。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

2021/3/21